2017年8月16日

北京大学学生日本暑期交流項目天公奨学金第五期 活動報告

2017723日~81日、北京大学先生2名が率いる10名の学生を日本に迎え、企業訪問、伝統文化の体験を行い、様々な分野の方から貴重なレクチャーをしていただきました。訪問団との交流は企業訪問を中心に、企業文化、伝統文化やカルチャーの各方面から紹介を重ね、毎年グレートアップして進化を遂げています。日本を支える代表的な有名企業を訪問し、経済、環境、社会、文化、テクノロジー、医薬、国際交流事業の幅広い分野を視察しました。

初日は三菱総合研究所を訪問いたしました。日本の企業文化について、新卒採用、社員訓練、社内制度や「モノづくり精神」の文化等の内容はとても勉強になりました。学生達は日中間の企業文化の違いを深く感じ、日本企業の良さに大変感心しました。


三菱総合研究所での記念撮影。(北京大学の学生と先生、と三菱総合研究所社員一同。前列真ん中に森崎社長

富士通ネットをコミュニティー訪問しました。IoTを通じて、活力ある豊かな将来社会の実現に向けた様々な取り組みを見学しました。医療、スポーツ、環境、小売等の領域の事例を実際に体験しました。世界中のIoTトレンドの中、日本の実力を実感でき、これからは自分でもIoTを意識しながら、研究を進めて行きたいと学生達は言っていました。


富士通ネットコミュニティでの記念撮影




テルモの総合医療研修施設では、先端技術と医療製品をコンビネーションしたハイテクな展示方式から視覚的な衝撃を受けました。製薬会社として、環境に対する配慮に皆感心しました。また、訓練施設の細部までの注意や人を中心に考える企業スタンスは、中国企業が学ぶべきところだと思います。


テルモでの記念撮影



国際協力センター(JICE)を訪問した際、山野理事長が紹介された「万物有霊」の考え方は、日本の汎神論の生々しい表現だけではなく、日本人の自然への畏敬をも表している象徴的な言論だと思います。伝統の保存と発展創造の共存、経済発展と環境保護の併進、百年企業の伝承や産業の維持などの現代的な問題も言及しました。衝撃を受けつつ、環境保護と教育などのホットな話題を通して理解が深まり、日本文化に対する認識を変える良いきっかけになりました。

環境ソリューションの取組を視察するため、川崎生命科学・環境研究センターLISE、浮島処理センターと資源化処理施設等を見学しました。施設を参観しながら、市が取り組んでいる環境ソリューションに対する様々な疑問を職員の方から紹介して頂きました。環境分野において先進国の日本の現状を把握することができました。


川崎生命科学・環境研究センターLISEでの記念撮影



伝統文化の面では、茶道を通じて日本の礼儀作法を体験しました。

日本茶道と中国の淵源を聞きながら、作法に従いお菓子を食べてお茶を頂くことの楽しさを味わいました。中国もお茶の歴史が長いという一方、なかなか経験できない茶道を日本で体験し、中国での伝統文化の保護の大切さを感じました。


井心亭での茶道体験記念撮影



生活文化の面では、富士山、河口湖、浅草、東京タワー、神社などを観光しました。10日間の日本視察を終えて、日中友好会館で訪問団一同のための歓送会を開催しました。訪問先の企業の方と、日本の北京大学校友たちも出席しました。今回の交流活動は訪問先企業と大使館をはじめとする皆さんに大変お世話になりました。本覧を借りて厚く御礼申し上げます。