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Appian World 2025 にPKUTECHが参加しました
米国に本拠を置くローコード分野の急成長企業であるAppian社が年に1度開催している国際的なイベント「Appian World 2025」が、今年4月27日から30日にかけて、米国コロラド州デンバーで開催されました。
このイベントに、日本における主要なパートナーである株式会社PKUTECH(社長:劉甚秋、以下当社)が参加して、最新の動向や事例などを学んできましたので、概要をご報告いたします。
イベント概要
イベント会場はデンバー郊外の Gaylord Rockies Resort & Convention Centerで、北米、オーストラリア、インドを中心に約600名が集まりました。
今回のイベントの注目テーマは、AIエージェントを活用した自動化の新機能であり、Appianの高度な技術に生成AIの技術が加わることにより、より進化した機能が共有されました。
注目の新機能
今回のイベントで最も注目されたのは、AIエージェントを活用した自動化の新機能です。
新たに発表された 「COMPOSER」 と 「AGENT STUDIO」 は、自然言語でユーザーストーリーやゴールを入力するだけで、オブジェクトを自動生成する革新的な機能です。
アプリ開発における自動化がさらに進化し、直感的な操作でアプリを生成できる未来が現実のものとなりつつあります。
スポンサー企業
本イベントには、業界を代表する34社の企業がスポンサーとして参加しました。
- プラチナスポンサー: Deloitte
- ゴールドスポンサー: Accenture、Persistent(インド)、Wipro
- シルバースポンサー: Amazon Web Services、EY、KPMG、PwC
- ブロンズスポンサー: Infosysを含む26社
日本企業からの参加者は PKUTECH のみであり、日本市場への関心と今後の展開が期待されます。
基調講演とネットワーキング
基調講演では、HITACHI AmericasのCIOである Bala氏 が登壇し、Appianを活用して日立のグローバルなビジネスプロセスを統合する 「One HITACHI」 の取り組みについて紹介しました。
また、参加者同士のネットワークセッションを通じて最新トレンドの共有が活発に行われ、新たなビジネスの機会が生まれる場となりました。
Appian は、ユーザー様の既存のシステムを活かしながら、様々なプロセスの改善や効率化に大きく貢献するBPMS(ビジネスプロセスマネジメントシステム) です。
特に米国では、政府機関や金融機関を中心に導入が拡大しており、注目が高まっています。
AI自動化の技術革新に伴いAppianの機能も一層高度化しており、日本市場においても今後加速度的に普及することが期待されます。
当社は国内でも有数のAppian技術者を擁し、社会や企業の課題解決、効率化、生産性向上のお役に立てるよう一層努力してまいります。